無精子症は妊娠を諦めなきゃいけないの?

結婚後になかなか子供ができないとなれば、パートナーはもちろん、自分にも不妊の要因があるのでは?と色々と調べることでしょう。

そしてクリニックなどに行って診断された結果、自身に問題があり、無精子症であったとなれば、これは大きなショックではないでしょうか。

もう子供を持つことができないと絶望感に打ちひしがれるかもしれませんが、この病気は治療を行うことで、改善することが可能だと言われています。

ここでは、妊娠を望むことが可能かどうかについて紹介しましょう。

閉塞性の治療方法

無精子症には閉塞性と非閉塞性との二つが存在しています。
このうち閉塞性は、精子の通り道が何かしらの原因によって、詰まってしまっている。

もしくは、存在していないという状態になります。
つまり、精子そのものは精巣で生成されている状態なわけですね。

つまり、通り道の詰まりなどを正常化してあげることによって、自然妊娠をすることができるといえるのです。

またこの通り道を精管といいますが、精管が生まれつき存在しないといった場合も有りえます。
こういった場合でも、精巣で精子が作られているなら、その精子を取り出して妊娠させるといった治療で妊娠することが可能なのです。

非閉塞性の治療方法

非閉塞性の場合は、精子の生成そのものが行われていない。
生成されていたとしても、極少の状態です。

精子そのものが生成されないわけですから、治療法も何もなく、妊娠は絶望的と思われがち。
しかしながら、この場合でも、妊娠することは可能です。

非閉塞性といっても、色々な原因があり、下垂体からの性腺刺激ホルモンが分泌されないといったケースの場合には、hMG製剤やFSH製剤。

hCG製剤を週に1回から2回の頻度で約2ヶ月から1年間という長い期間をかけて、注射をするといった方法で精子の生成を促す治療です。

但し、精巣の収縮や乳房が女性化してしまうといった副作用が出てしまった場合には、使用の中止を余儀なくされます。

他にも極少の場合や、多少でも精子が生成された暁には、精子回収法を用いて、精子を採取し、顕微鏡受精、通称ICSIを行って妊娠をさせることも可能です。

可能性が少ないかもしれませんが、このような治療方法が存在しているため、妊娠をそうそうに諦めるという選択は早急すぎるのです。